「我が家のこの一枚」
「趣味は写真です。カメラ好きなんです。」
と聞いたら
今ならば、素敵な趣味だな、と共感できるけれど、もし自分が全く写真に興味もなかったらどう思うだろうな。
キモいとか、暗いとかそういう印象も、ひょっとしたらあるかもしれない。
私の職場では、私がカメラに多少詳しいことが認知されていて、たまに「カメラ買おうと思うんだけど、どれがいいの?やっぱり一眼レフ?」と相談を受けることがある。
もちろんデジタルカメラの話である。
私もデジカメは持っているが、数年前のコンパクトカメラ1台である。最新のモノには正直、疎い。
一眼レフ>ミラーレス>コンデジ
ステータス的(?)には、たぶんこんな感じ。
私は、いつもコンデジをすすめている。
SONY RX100シリーズ。
Panasonic LX100シリーズ。
お母さん達は、どうやら、この数年で市民権を得たミラーレスのことが気になるらしい。
なんだか、スタイリッシュなイメージがある。
レンズ交換する?
単焦点レンズ使う?
レンズ交換式カメラを買ったのに、レンズを交換しない、レンズを楽しまないなんて、勿体ないなぁと思う。
レンズ一本に数万円出す覚悟はあるか?
なーんて細かいことは、どーうでもいいのだ!いいのだ!
直感で選べばいい。結局、これ欲しい!これカワイイ!これカッコイイ!
これが大事。
買うときから妥協していたらダメだ。
不満は、使ってから初めて持てばいい。
それにどんなカメラだって写真は写せる。
写ルンですは最高のカメラだ。誰だって簡単に使えるしフラッシュだって付いてる。相手に警戒心や緊張感を与えない。
最近、ブックオフに行っては、写真集コーナーの偵察ばかりしている。
大抵の場合は、アイドルのものしか置いていないけれど。
昭和の記録、戦後日本○○○とか、明治の庶民の暮らし、とかそんな風なモノを探している。
当然、モノクロ写真だが、そこに写っている人達の顔は、なんと活き活きとしていることか!
当時、まだ写真を撮ったり撮られたりすることに慣れていない人たち。
なんだか、写真の原点というか
うまく言えない。
すごく、グッとくるのだ。
特に、家族の集合写真。
みんなお洒落して、女性はおめかしして、子供には一張羅を着せる。
あぁ、いい写真。
決して豊かな時代ではなかったはず。
でもみんなの顔は輝いている。
こんなにモノで溢れている現代の日本。
心の豊かさでも、昔の日本に負けちゃダメだ。
子ども達。
ある兵士のドキュメント
「愛機バルダシックスで克明に記録し続けた。撮影されたネガは400枚を超え、そのどれにも、きちんと説明がついている。」