ペンと10万円と投資
よう、久しぶりだな。
俺だ。イコンタ同盟だ。
OLYMPUS PEN S
買った。
ハーフサイズカメラが欲しくてたまらない熱にうなされ、やはりその治療は、
買う
それしかない。
シンプルだろ?はっはっは。
ダラダラとネット検索していたら、何故だかオリンパスの技術者米谷氏の、ペンシリーズやOM1開発秘話的な動画をみつけた。
氏曰く
「ライカのサブ機を目指して開発した。安くてコンパクト。でも絶対にレンズには妥協しない。」
実を言うと、前々からハーフサイズカメラには興味があった。なぜ手を出さなかったかというと、一番の理由はデザインだ。
かっこいいデザインのハーフサイズカメラがない。
ペンFはスタイリッシュだが、ハーフサイズ一眼レフとはいえ、レンズの突出が気になる。
コンパクトとは言えない。
だが米谷氏のインタビュー動画を見終わった後、なぜだか猛烈にペンSが欲しくなった。
「サブ機」としての定義が一体何なのかは分からんが、
例えば、フィルムライカM4のサブ機はなにが良いだろうか。
決して、M6をサブ機に選ぶ人はいないだろう。
(置き物にしたり見せびらかすだけではなく、本当にライカで写真を撮っている人ならば分かるだろう)
・コンパクトであること
・手に入れやすいこと
・フルマニュアルであること
・完全機械式であること
俺は今はライカは持っていない。
もしかしたら、もう買うこともないかも知れない。ライカは好きだが、ライカでなければ撮れない写真などない。
それより重要なのは、当たり前の話だが、カメラを持っていなければ撮れない、ということだ。
常にライカを持ち歩いている人なんているんだろうか。俺は無理だった。
落として壊したり盗難に遭ったらと思うと、怖かった。
持ち出しやすいことはカメラにとって非常に重要なことだ。
ペンSに距離計はなく、ピントは目測だ。
だが、心配ない。
ペンSはハーフサイズだ。
これがどういう意味かというと、
デジカメで例えたほうが分かりやすいだろう。
一般的にデジカメのセンサーサイズは、小さいよりも大きい方が、フルサイズの方がボケやすいといわれている。
ボケさせて何が嬉しいのか俺には皆目分からんが。
逆に言えばセンサーサイズの小さいカメラ、すなわちハーフサイズならばボケにくい。
つまり、被写界深度は深い。
さらに言えば、ペンSのレンズは30mmだ。
標準画角といわれる50mmよりも広角レンズの方がボケにくい=被写界深度が深い。
だから、大体何メートルくらいかな、と見当をつければ、高い確率でピンボケ写真を量産することはないだろう。
つい先日まで、大判カメラに興味が湧き、買う寸前までいったのだが。
人の心というのは、なんとも移ろいやすいものか。
政府から支給される10万円で何か買おうと考えていたが、支給される前に数千円で良いものを買ってしまった。
10万円をどうするか。
外出を自粛したぶん、外食してパッと使うか。
欲しかったカメラや服やバッグでも買うか。
とりあえず預金するか。
俺は投資に回す予定だ。
例えば
10万円で3つの株を買ったとしよう。
ひとつは利回り8%
もうひとつは6%
もうひとつは3%のもの。
平均すると5.5%の利回り。
めんどくさいので5%としておこう。
10万円の利回り5%とは
1年間保有すれば
10.5万円になる。
配当金を再投資していけば
2年目は?
10.5×105%=11.025万円
3年目
11.025×105%=11.57625万円
4年目
11.57625×105%=12.155
省略
20年目
約30万円になっている。
30万円の5%は、
年間で1.5万円の配当。
は?20年経って配当金が1.5万だと?
なんか安くね?
と思っているそこのあなた。
これはあくまで例え話だ。
最初に元手10万円を突っ込んで、それから他の投資を一切行わず、保有し放置し続けた場合の話。
現実的に考えて、そんな奴はいないだろう。
毎月1万円ずつコツコツ投資に回し、利回り5%の配当金を再投資し福利の力を得ると、20年後、どうなっている??
10万円を投資しただけで20年後に30万円になっているならば、、、
ふっふっふ。
めんどくさいので俺は計算していない。
それに、銀行に預けるよりもよっぽど良いと思わんか?
20年後、俺は57歳になる。
息子がハタチだ。
俺はハッキリ言ってもう働きたくない。
さっさと引退したい。
カメラぶら下げて散歩して過ごしたい。
早期引退は、現状から考えると厳しい。
だが、定期的に、不労所得が入ってくると思えば、将来の不安も少しは解消される。
どうだ?投資に興味を持ったか?
もし若い人がこの記事を読んでいるのなら、ぜひ、少額ずつでいい、投資にチャレンジしてほしい。
投資はギャンブルではない。
かと言って、将来のことは誰にも分からない。
資産とは何か。負債とは何か。
お金とは何か。労働とは何か。
俺もまだまだ勉強中だ。投資初心者だ。
今後、投資についての記事も書いていけたらいいと思う。