イコンタ同盟の冬
インフルエンザが猛威を奮っている。
そんなもんに感染してる場合じゃない。
ライカとイコンタは、まったく違う趣きのカメラだが、どちらも好きだ。
ライカの機動力は素晴らしいし、イコンタは写真行為をしている気にさせる。
ライカのピント合わせはもちろん手動だが、どんなに時間がかかっても1秒以内である。そもそも、ピント合わせなんぞほとんどしていないので、最新鋭のデジイチよりも速い。
ジムニーにFを積んでいる。
ドライブそのものが目的であるため、写真を撮ろうという気が起こらない。
しかしながら、写真ってやつはイイもんだ。
先日、親しくしている職場の女性の娘さんが成人を迎えた。
同僚の愛車ジムニーをバックに、着物姿の娘の写真画像を送ってくれた。
とても良い写真だった。
愛を感じた。
レンズのキレがどーのこーの
シリアルナンバーがどーのこーの
センサーサイズがごにゃごにゃ
そんな玄人フォトグラファーどもには、こんな素晴らしい、美しい写真は一生撮れない。
愛する娘の晴れ姿をiPhoneで撮る母に勝てる訳がないのだ。