イコンタ同盟

This is love.

そろそろジムニー買わないか?

タイトルは、完全にパクリな上に、語呂が悪いことを許して欲しい。

 

ブログでは何度か書いただろうか?

俺の新型ジムニーはまだやって来ない。

(インスタでは散々ボヤいている)

 

インスタで、納車された人の投稿を見ると本気で羨ましい。

 

「ほ〜、かっこいいなぁ、やっぱりキネティックイエローにしとけば良かったなぁ。でもXCやXLならオートエアコン、オートライトだしいらんよなぁ。(グレードによって選択できるカラーが違う)

やや、グレーもかっこいいなぁ。

というか、シルバーも全然アリだな!むしろジムニーらしい!(車の色でシルバーを選んでる奴はダサい と思っています)

ブルーは…、うーん、なんか違うなぁ。

アイボリーは、、、、ハッキリせん色は好かん!

ブラックもかっこいいけど、男はすぐにブラックを選びがち。

大人気のグリーンは、、思ってたより、なんだか薄いなぁ。

 

ごにょごにょごにょ…」

 

といった具合に、勝手にケチつけたり妬んだり恨んだり羨ましがったりしている。

 

「新型ジムニー」のハッシュタグをフォローしているので、すぐに探すことができる。

だが、ひとつ。

怒りに近いような、なんとも言えない違和感を覚えることが多々ある。

 

新型ジムニーについての投稿ではないのに、そのハッシュタグをつけている投稿がある。

 

女子が、旧型のジムニーをカスタムしている投稿だが、

 

おい、それは新型ジムニーじゃねーだろ

 

と冷ややかに舌打ちをしている。

 

それはJA22型だろ。

 

しかもその投稿には、必ず自分もカメラに収まっている。

 

俺が思うに、いいね!欲しさにカスタムしてるんじゃねーのかってくらいの頻度である。

取ったり付けたり、そんな頻繁にするもんかね。

 

林道や悪路に突っ込む写真は皆無。

 

○○女子って呼ばれたり自称してるやつらは、総じて薄っぺらい。

承認欲求全開。

 

「わたし、変わってるでしょ?ちょっとヘンでしょ?個性的でしょ?」

 

はいはい。君みたいな女はゴマンといるよ、おめでとう。

誰も言わないので、俺が地球を代表して批判しておく。

 

これはまだマシ。ま、一応ジムニーやからなぁ…と。

 

 

意味が分からんのが、ジムニーどころかクルマすら関係ない飲み会の写真や至極インスタ的インスタ映え狙いのいいね!欠乏症のSNSの世界の中でしか認めてもらえない可哀想な意識高い悟り系ヒューマンですら、ハッシュタグ

 

 

 

 

マジで。

ウザい。

キモい。

 

 

 

お察しの方も多いと思うが、俺の性格は相当悪い。ひねくれている。

小さい男なのだ。

 

先行予約して発売日に契約したにも関わらず、納期すらまだハッキリしない。

怒りと不安に震えている。

俺、ホントに契約したよな?

売店の担当者は、本当にスズキに発注したのか?

なんだか、いろいろ疑いたくもなってくる。

 

「はじめてのクルマ、ハタチ記念に新型ジムニー買ってもらったー!」

 

「かわいい〜!絶対欲しい!何色にしようかな?」

 

なんていう投稿をみると泣きたくなる。

 

ハタチおめでとう!と感動している訳ではない。

 

おい、納期伸びるがな…

 

 

生活にジムニーという車が本当に必要な人間というのは、ごく限られている。

 

無論、俺はそのうちの一人ではない。

 

例えて言うなら、ダイビングなんか絶対しないのに、ダイバーズウォッチを持っているのに近い。

 

 

しかし。

購入の動機なんて何でも良くて、かわいい、かっこいい!はとても大事な要素だ。

パートタイム4WDやラダーフレームやリジットアクスルサスや燃費のことなんて、どうでも良いのだ。

 

 

 

違う見方をすれば、今の日本車には、それだけ魅力的なデザインのクルマがなかったとも言える。

皆無だと言い切ってもいいくらいだ。

 

新型ジムニーは、例えば10年乗っても廃れることのない普遍的なスタイルだと思う。

 

丸っこいボディに、ギラギラと派手なフロントグリル、でかいツリ目ばかりの国産車とは一線を画す。

 

 

我が愛車、ミラジーノの次は何にしようかと思案していた時期があったが、これカッコいいとか、乗りたいとか思えるクルマはなかった。

 

乗っている人がいたら、気を悪くするだろうが、

タントやNボックスなんか、絶対に乗りたくなかった。

カスタム系のオラついた顔つきが人気らしい。

俺の職場にも、一昨年くらいに20代の男子が新車を買うんだと嬉しそうに言っていた。タントカスタムだった。

なぜ若者はあんなクルマに乗りたがるのか。

広い、でかいのは良いことかも知れんが。

 

たぶん俺が8万回生まれ変わっても好きにはなれない。

 

また車検通してジーノに乗り続けるか、同じ型の、ミラジーノターボにしようかと悩んだくらいだ。あとはローバー時代のミニか、JB23型ジムニーが候補だった。

 

先代のJB23型ジムニーは、デザイン的にはそれまでのジムニーとは違い、やや丸くなった。これは好みがハッキリわかれるところだが、エンジンやボディは、マイナーチェンジを繰り返し熟成された。

オフロード性能を犠牲にすることなく、オンロードでの快適性も向上させた。

その走破性は、歴代ジムニーの中でも最強と謳われている。

 

 

イカでいうと、M5みたいなポジション。

 

最終型のJB23にするか新型にするか、かなり迷った。黒いランドベンチャーもかっこいいよなぁ。

 

新型ジムニーの正式な発表は、かなり遅く、ラダーフレームではなくなるとか、パートタイム式4WDでなくFFベースのフルタイム四駆になるとか、スズキのハイブリッド技術であるSエネチャージが標準装備になるとか様々な噂や予想が飛び交った。

しかも、新型車の場合、初期不良が多いとかいう話もある。

 

はて、どーする。

 

 

 

ハスラーが売れたのは、使い勝手や居住性だけでなく、なによりデザインが優れていたからだと思う。ちょっとした悪路くらいなら平気そう。

そんなワクワク感があるクルマは、やはり欲しくなるものだ。

 

新型ジムニーが爆発的人気になり、社会現象と言って良いほどの盛り上がりを見せるなかで、さらに需要は高まると予想される。

 

 

先代のJB23に乗っておられる方は、どんな気持ちで、この「現象」を見ているだろうか。

 

その方達からすれば、俺もミーハーの一人ではあると思う。

 

以前、カメラについて、ファッションじゃねーんだよガキどもが的なことを言ってたが、今では少し違うよ みたいな記事を書いた。

 

人間には、遊びが必要なのよね。

一番身近な遊びっていうのは、ファッションよね。自分が好きなものを身につけて満たされる。高まる。

ニコンでもライカでも、これだ!と思うものを買えばよろし。

手にすることで初めて気付くことも多かろう。

実際に触って、驚いたり感動したり、ガッカリすることもあるかも知れない。

でも、それこそが「遊び」かも。

 

心に余裕がないと、ゆとりがないと、遊ぶことは難しい。

 

クルマのハンドルにもアソビがあるっしょ。洋服にもバッグにも、アソビがあるっしょ。

「アソビを持たせる」って。

 

遊びがあるから、人間は生きていられるのだと思う。

必要最低限、必要最小限の生活って、ワクワクしないよね。

 

やたら批判的な発言が多い俺だけど、かわいい!かっこいい!は、やはり大事。

 

初恋のときを思い出してみよう。

もしかしたらダメかも知れんが、そう簡単には諦められない。

告白するのは、自分次第でもあるが、タイミングなども考慮しなくてはいけない。悩む。悩む。寝ても覚めても悩むのだ。告白することで嫌われないか。オッケーしてくれるだろうか。噂が広まらないか。むしろ、俺は本当にあの子のこと好きなんだろうか。ただの性的衝動なのか?愛とはなんだ?この胸の苦しさは?この嬉しさは?あれ?ニキビ増えた。

 

相手が人間なら大いに悩むべし。その時は、どうしようもなく悩んでも、それが長い人生においては「思い出」と言える時が必ずやって来る。必ず、やってくるのだ。年齢を重ね、心にもお金にも生活にも多少の余裕ができたとき、昔を思い出し、ふと、微笑むのだ。そしてふと、涙を流す。

人生に寄り道は付き物だ。

大いに悩み、迷い、傷をつくり、泣いて、たくさん恋をして、愛し愛されればいい。

 

俺は35歳だが、これからの人生だってたくさん楽しいことが待っているに違いない。

 

15歳のあなた。

25歳の君。

45歳の先輩。

 

悩みは勿論あるが、どうにもならないことだってある。

悩み という暗い長いトンネルを、いくら歩いても抜けられないことだってある。

 

自分の道は、自分で切り拓くものかも知れない。人知れず努力し突き進む人。生まれながらに恵まれた環境にいる人もいるだろう。でも、そんなサバイバルは、きっと、脱落者が出る。

 

自分が目指したところに辿り着けなければ負けというわけではない。隣の芝生は青いけれど、この長い一瞬の人生はゲームなんかじゃない。誰かと競うレースでもない。

 

また違う道を探ってみればいい。路頭に迷い、膝を抱えて静かに泣いてもいい。

そしたら、ひょっこり誰かが顔を出して、笑顔で待ってくれているかもしれない。共に歩む仲間と出会えるかもしれない。メリークリスマス、あなたとの出会いに乾杯しよう。

生きている限り、迷いは続く。生きている限り、選択は続く。

生きている限り、希望は続く。

 

 

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しかし、相手はクルマだ。ジムニーだ。

必要なのは、家族の了承とカネだけだ。

 

契約さえすれば、カネさえ払えば、納期が超絶長かろうが、必ず必ずやってくる。

 

そこが恋のお相手とは違う。

 

悔しくて、「カネさえ払えば…」という夜のお店に走る男性もいるかも知れないが。

 

 

長すぎる納期に耐えきれずに、途中でキャンセルしたとしたら、まぁ所詮、それだけの相手だったってことよ。

 

もし、納車されたら、どんな生活が始まるだろう。ワクワクするね。

 

分かってはいたけど。やっぱり燃費がなぁ…、乗り心地が…

なんて思うこともあるかも知れない

(人間だってそうさ。ふふふ)

 

 

納車されてない俺が言うのもかなり変だが、欲しかったら買うべきだ!

 

今の若者達は皆、俺よりも遥かに自由で、遥かに賢い。

 

どうか、大いに人生を楽しんでいってください。

 

Good luck.