NikonF,SuperIkonta,LeicaⅢa
フィルムカメラを数台持っている人は、おそらく気付いていると思うが、これは例えば、5台持っている、10台持っているからといって、それで満足できるものではない。
増えれば増えるほど、もっと欲しくなってしまうシンドロームを発症しているはずだ。
レンズ交換式カメラであれば、どんどんレンズが増えていく。
仮に、
LeicaM3とSummicronを手に入れたとしよう、若しくはSummiluxを手に入れたとしよう。何でもいい、今一番欲しいレンズを手に入れたとして。
それで満足できるのか?その1本だけで。
「このセットがあれば満足だ、他に何もいらない。浮気はしない。」
素直じゃない。
そんなのは嘘だ。
コソコソ浮気をしているのはお見通しだ。浮気してきた過去もお見通しだ。
物欲のままに手を出せばいいじゃないか。
という訳で、今まで欲望に逆らわずに手に入れたカメラ達。
Zeiss Ikon Super Ikonta 530/16
Leitz Leica Ⅲa
他にはPanasonic LUMIX、PENTAX ESPIO 80、Nikomat FTN
あと、修理が必要なIKONTA521/2がある。
主に、最初に挙げた3台がメインとなっている。
F、イコンタ、ライカ
どれもカメラ史に名を残す、名機である。
今、所有しているカメラやレンズに満足しているか?
もちろんである。
だが、もっともっと満たされたい。
以下、今、欲しいものリスト
- Leica M2
- Summaron 35mmF2.8(Lマウント)
- Summicron 50mmF2(Lマウント)
- Olympus XA
- Super Ikonta 532/16
- LEICA M-P
- Ultron 35mmF1.7
ざっと思い付くだけでこんなもんだが、きっとたぶんまだまだある。
強襲のイコンタ
Zeiss Ikon Super Ikonta 532/16
黒い、デカい図体に蛇腹。デカいファインダーは、迫力すら感じる。
荒木経惟が父から譲り受けたのは、この型だと思われる。
中判フィルムを使用。6×6の真四角フォーマット。
スーパーシックスで撮った写真は、「味がある」とか「昭和っぽい」とか「テッサーの写りは○○○だ」とか、そんなチープな評論を遠くに追いやってしまう、そんな「何か」がある。
「これぞ、写真だ…!!」
大袈裟かも知れないけど、感覚としてはこの言葉が一番近い。使った者にしか分からない。どの時代のどのカメラもそうだがね。
6×6
現在、所有している530/16ではピント合わせと構図窓が別である。
532/16では、一眼式ファインダーを備えている。
変更点は、おそらくそれだけだが、構図とピントを同時に確認できるのは、大きい。
バルナック型ライカが、M型に進化したように。
そして、やりたいことのひとつ。
今年中に、自分で現像、プリントしたものを飾り、多くの人に見てもらいたい。
写真展だ。